クレジットカード現金化は、カードに設定されたショッピング枠を利用して現金を手に入れる方法です。
ですから、キャッシング枠を限度いっぱいに利用されている方でも、クレジットカード現金化は可能となります。
仕組みは、それほど難しくはありません。
先ず、ショッピング枠を利用して、新幹線の回数券、商品券、ロレックスの腕時計など換金性の高い商品を購入します。
次に購入した商品を現金化業者、金券ショップ、リサイクル店などに赴き、買い取ってもらって現金を得るというわけです。
<換金率と還元率>
クレジットカード現金化をする際、換金率、還元率といった言葉をよく目にすると思います。
換金率とは、購入価格と売却価格の比率のことです。
例えば、Aさんがショッピング枠を利用して1万円の商品券を購入したとします。
それを金券ショップに持って行ったら9千円で買い取ってくれました。
換金率=9000/10000×100=90%ですね。
これに対して還元率とは、そこから買い取り業者側が手数料などを差し引いた場合を想定しております。
先の1万円の商品券の場合ですと、現金化業者が手数料などとして千円を徴収した場合、Aさんが入手できる現金は9千円ではなく8千円となってしまいます。
1万円で購入した商品券を売却して8千円を得たわけですから、還元率は80%です。
換金率と還元率の違い、お分かりいただけたでしょうか?
<二つの方式>
クレジットカード現金化には大きく分けて二つの手法があります。
買い取り方式とキャッシュバック方式がそれです。
先述の1万円の商品券の例は、まさに買い取り方式の代表的なものでしょう。
他方のキャッシュバック方式は、現金化業者が指定した商品を購入し、キックバックとして現金を貰うという手法です。
つい最近ですが、現金化業者「ゴールドラッシュ」の話題が巷で盛んになっていた事がありましたが、この業者などは、キャッシュバック方式がメーンのようです。
さて、購入した商品は郵送などの方法で自宅に届けられたりする事があります。
こうなると家族にバレてしまう可能性がありますよね。
こうした事態を回避されたい方は、コンビニ受け取りにしたり、郵便局でとどめておき、後から商品をこっそり受け取りに行くというやり方もあります。
クレジットカードの現金化は消費者金融と違って審査など面倒な手続きはありません。クレジットカードと身分を証明するものさえあれば即日入金してくれる業者が殆どです。
まとめ
使い勝手が良い反面、クレジットカード会社側からすれば、ショッピング枠を利用した現金化は規約違反との立場を崩してはおりません。
リスクのある行為であることを銘記したいものです。
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